レポートその6:質疑応答から…

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    質問1  46才女性

    ・身体の冷えと妊娠力との関連

    ・妊娠可能年齢

     

    回答   
    子宮内膜は赤ちゃんのベッドです。温かくないと妊娠しにくく流産しやすいので体を温める漢方を使います。よく使われるのは血を補う効果がある婦宝当帰膠、血行を良くする冠元顆粒です。日常生活では夜更かしをしない、体を冷やさない、ニラ・カボチャ・大豆などの食品で体を温めるようにして下さい。

     

         母の年齢別出生数(平成14年度・厚生労働省)

     

         ・〜15才        52人/115万3855人

         ・20〜24才  152493人

         ・25〜29才  425817人

         ・30〜34才  131040人

         ・35〜39才  131040人

         ・40〜44才   16200人

         ・45〜49才     396人

         ・50才以上       10人     

     

     

    質問2  39才女性

         ・AMHを上げ妊娠力を高める方法(漢方)はありませんか?

     

    回答   AMHとは、女性ホルモンの一種です。

    卵巣の中にある、これから育っていく卵胞から分泌されるホルモンです。

                  ↓

    原始卵胞(生まれつき卵巣の中にある、まだ育っていない卵胞)が少なくなってくると、AMHの値が低くなります。

                  ↓

    つまり、AMH値が高いとこれから育つ卵胞が、卵巣にまだまだたくさんある状態。

    値が低いと、卵胞が少なくなってきている状態ということです。

                  ↓

    卵巣機能の予備能力を判断する目安となります。

     

    精神を安定させ補腎をする漢方を服用することをお勧めします。

     

     

    質問3  45才 女性

         ・高齢で遺伝子異常が心配です

     

    回答   妊娠は年齢に関係なくリスクは伴います。

         元気な精子、元気な卵子を作れるように心掛けることは大切です。

         漢方で育った赤ちゃんには元気な賢い子どもが多いです。

         どうしても心配な場合は出産前の診断を受けて確認することもできます。

     

    質問4  34才 女性  現在治療中

         ・病院の先生から漢方薬は飲まないようにと言われます。併用すると問題があるのですか?

     

    回答   基本的に問題はありません。しかし病院の治療に合わせて漢方を処方する必要があります。

         正しく使えば大丈夫ですので相談してから服用するようにしてください。

         ・

    最後に・・・

    ストレスは身体の機能を弱めてしまいます。

    リラックスして夫婦生活を送れば必ず子どもはできるはずです。

    こどもができるような身体作りのためにご夫婦一緒に体質改善をしてください。

    その際にはぜひ漢方薬を試してみて下さい。

    長崎中医薬研究会 * 第5回セミナー 報告 * 14:46 * - * - * - -

    レポートその5:流産について

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       [流産について]

      ・妊娠12週未満のものを早期流産、12週以降22週未満のものを後期流産という。

      ・流産の可能性は妊娠全体の約15%で流産率は母体の加齢と関係する。



      早期流産は主に胎児側の異常、後期流産は主に母体側の異常による。



      ・胎児側の異常の原因は主に染色体であり流産は不可避である。



      後期流産は感染症や同排無力など母体の状況に応じ治療をする。


      1〜2回の流産は気にしなくて良いが3回以上の習慣性流産であれば病院で詳しく調べる必要があります。


      [流産の予防と治療]

      ・周期調節法 + 原因治療

      ・妊娠後補腎健脾安胎を基本とします


      その6に続きます…

      長崎中医薬研究会 * 第5回セミナー 報告 * 14:45 * - * - * - -

      レポート4:男性力upの方法

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        休憩時間を利用して試飲コーナーを設置

        セミナー当日配布された体質チェックシートの結果からご自分の体質に合った漢方薬を試飲して頂きました。

         

        冷えタイプには      婦宝当帰膠

        ストレスタイプには    シベリア人参茶

        滞り(お血)タイプには  冠元顆粒

        のぼせタイプには     双料杞菊顆粒 

        男性には         麦味参顆粒

         

        試飲後リラックスしたところで第2部スタートです

         

        まずは男性力について

         

        [男性は8の倍数で体質が変化する]

         

        女性と同様若さを保つ(補腎する)努力が必要です。

         

        男性の年齢が40歳を過ぎるとパートナーの

        1)            妊娠する可能性が下がる

        2)            流産率が高くなる

        3)            妊娠20週以降に子宮内で胎児は死亡する可能性が高くなる

        4)            子どもが先天的な病気を持って生まれる可能性が高くなる

         

        [男性力低下の原因]

        1)            加齢

        2)            ストレス

        3)            メタボリック症候群

        4)            喫煙

        5)            飲酒

        6)            不規則な生活

        7)            環境ホルモンの影響

        8)            炎症など

         

         

        男性力を高めて3日に1回くらいのペースでタイミングが取れると妊娠の可能性が高くなるそうです。試してみてください。

         

        [男性力アップに使われる中成薬・生薬及び食品]
        中成薬

        参馬補腎丸、杞菊地黄丸、瀉火補腎丸、至宝三鞭丸、参茸補血丸

         

        生薬及び食品

        魚鰾、枸杞子、食用蛙、カボチャ、えび、白子、牡蠣

         

        [男性力を高めるための体質チェック]

         

        中国漢方では体質タイプに基づいた漢方を用いて、性能性の増強、精子・精液の質の改善に効果を上げます。

         

        漢方薬はその方の体質に合わせて、過不足を調節して妊娠に適した体を作ることを最も大切なことと考えます。体調を整え妊娠力を高めましょう。

         

        その5に続きます…。

        長崎中医薬研究会 * 第5回セミナー 報告 * 14:40 * - * - * - -

        レポート3:漢方で妊娠力を高める

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          [女性は7の倍数で体質が変化する]

          “腎”の力がピークを迎えるのは2128歳。一番妊娠しやすい時期です。

          35才頃から“腎”の力=妊娠力は低下してくるため、腎の力を高める必要があります

          漢方で言う「腎」とは西洋医学でいう「腎臓」の機能だけでなく、脳や生殖機能、免疫系、副腎や性腺、ホルモン分泌系なども含まれています。

          漢方では、「腎」の力を強くすることで「妊娠力を高める」ことが出来ると考えています。

          [女性は常に血液不足]

          生理による血液の消耗量は何と
          一生で平均6070kgにもなります。         

                   ↓

          女性の身体は常に血液不足!(漢方では血虚:けっきょ)

              月経、妊娠、体の浄化

                   ↓

           スムーズに排泄できないと血が滞る(お血:血流が悪い状態)

          [妊娠力を高める3要素]

          ●気血の流れをよくする=【理気活血】

          漢方:冠元顆粒、逍遥丸など

             食物:生姜、ねぎ、唐辛子、にんにく、黒砂糖など

          ●血液の充実をはかる=【養血】      

          漢方:婦宝当帰膠など
             食物:棗、ラム、木耳、人参、トマトなど

          ●腎の強さが大切=【補腎】

          漢方:杞菊地黄丸、参茸補血丸、参馬補腎丸など

             食物:カボチャ、黒胡麻、ニラ、胡麻、エビ、クラゲ、ナマコなど


          [妊娠力を高める 周期調節法とは]

          月経周期を

          月経期(活血、月経排泄)


            卵胞期(補腎陰、養血)

          排卵期(排卵促進)

          黄体期(補腎陽、養血)の4つに分けて、

          各周期の生理的特徴に合わせて漢方薬を飲み分ける方法です。

          ホルモンリズムを調えて妊娠しやすい身体づくりを目指します。

          [生活養生]

          健康な卵子や精子の発育のために気をつけましょう。


              1.昼夜のリズムのメリハリをとる

          2.バランスのとれた食事をする

          3.体を冷やさない

          4.適度な運動を継続

          5.ストレスを発散する

          6.夫婦生活を楽しむ

          7.喫煙、お酒を控える

          飲酒・喫煙や睡眠不足など生活習慣は自分で、生理痛・冷え症は漢方薬で改善することが出来ます。これらに気をつけて、妊娠力を高めましょう!

          レポート4に続きます…。

          長崎中医薬研究会 * 第5回セミナー 報告 * 23:30 * - * - * - -

          レポートその2:妊娠力セルフチェック

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            [妊娠力セルフチェック]

             

            *ご自分でセルフチェックが出来ます。

            ぜひチェックしてみて下さい!

             

            1) 年齢:35才以上

             

            2) 月経不順 (正常28〜35日前後)

             

            3) 月経痛がある

             

            4) 冷え性(低温期36度以下など)

            ☆妊娠しても流産しやすいです

             

            5) 体格指数(BMI)の異常(正常1925

            計算式は BMI=体重(kg)÷身長(m)×の2乗 

            Ex. 身長158cm、体重55kgの人の場合 55÷(1.58×1.58)=22

            BMI25を超える人は不妊リスクは2倍、19を切るようだと

            4倍になるといわれています。

             

            6) オリモノの異常

             

            ●排卵期の特徴的なオリモノがあるか?

            (正常は35日間、透明でやや粘性のある卵の白身状のオリモノが

            みられます)

            ☆オリモノは卵胞が大きくなった印!しかし、卵胞がたとえ大きくなっても

            オリモノがないと、精子が(通過)遡上できません。

             

            ●黄色い・臭いのあるオリモノが続いていないか?

            ☆カンジダ、クラミジアなどに感染していると、菌を殺す為に免疫細胞が

            集まってきます。

            そのことにより精子抗体が生じ、免疫反応で殺してしまいますので、

            早めの治療をオススメします。

             

            7)     性生活の回数が少ない

             

              アメリカの学者:夫婦性生活方程式のご紹介↓

            20代 2×918 → 10日に8回 

            30代 3×927→  20日に7

            40代 4×936   30日に6

            50代 5×945→  40日に5回 

            を目安に性生活を行うといいそうです☆

            会場からはどよめきの声!

            日本人は「極端に性生活が少ない」と言われています。

             

            8) 夜更かしが多い

            ☆なるべく11時迄に寝るように

             

            9) 喫煙

             

            10) 飲酒

            あてはまるものがある場合は妊娠力が下がっているかも!?

            生活養生に気をつけたり、場合によっては病院で診察を受ける・体質改善をした方がよい場合があります。


            その3に続きます…。

            長崎中医薬研究会 * 第5回セミナー 報告 * 22:48 * - * - * - -
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