「妊娠力を高める!」セミナー

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    セミナー終了バナー


    「妊娠力を高める!」セミナーはたくさんの方にご来場頂き、
    盛況のうちに終了致しました。
    当日ご来場頂いた皆さまどうもありがとうございました。
    セミナーの模様・簡単な講演内容などをupしておりますので、
    どうぞご覧下さい。
    長崎中医薬研究会 * 第1回セミナー 報告 * 21:38 * - * - * - -

    セミナー報告〜会場の模様・その1〜

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      セミナー

      去る6月29日。長崎ブリックホールにて「妊娠力を高める!」セミナーが開催されました。前日の大雨から当日の天候が心配されましたが、たまに小雨が降る程度。
      県内各地から遠くは福岡からもご参加頂き、会場はほぼ満員でした。
      ご夫婦での参加が多くみられ、講師の先生方のお話に熱心に耳を傾けておられました。

       ラウンジでは婦宝当帰膠やハーブティーの試飲会を始め、さまざまな展示があり、中でも妊娠された方々の「喜びの声」には多くのたくさんの方が集まり、真剣なまなざしで読んでおられました。

      セミナーセミナー

      その2へ続く…。

      長崎中医薬研究会 * 第1回セミナー 報告 * 20:00 * - * - * - -

      セミナー報告〜会場の模様・その2〜

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        その1がまだのかたはこちら

        開会の挨拶 【長崎中医薬研究会会長・夏苅和子】(一部抜粋)
        長崎中医研会長

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        「妊娠力を高める!」セミナーにお越し下さいまして、有難うございます。

         私たち、長崎中医薬研究会では以前より「不妊症」に取り組んで参りました。
        長崎の勉強会だけではなく、店によっては大阪や東京での勉強会、TV電話を使って全国の先生方と色々なタイプの不妊の症例勉強会、中国の病院で漢方の婦人科での「周期調節法」の研修など、機会を捉えては研鑽を積んで参りました。

         今回、このセミナーを企画致しましたのは、女性の心と体にやさしい方法があるのに、それがあまりにも知られていない。
        漢方薬で女性本来の健康を取り戻すことで、卵子も元気になり、元気な赤ちゃんの出産に繋がる「周期調節法」があることを、もっと多くの皆様に知って頂きたいと思ったからです。

         私たちの店頭には、20〜40代の不妊でお悩みの方がたくさん訪ねて来られます。
        無月経の方や生理不順、内膜症や多嚢胞で長期にわたって苦労されている様々な方が来店されます。
        不妊治療との併用や、きちんと漢方薬を続けた方は喜びの妊娠をされ、可愛い赤ちゃんに恵まれた方がたくさんおられます。
         これから健康な卵子や精子をつくるからだ作りの講演がございます。このセミナーにご参加の皆様が希望を持ってお帰りになられることを願っています。

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        会長挨拶、別府先生・陳先生のご講演の後には、お楽しみの抽選会があり、講演の中にも話に上がっていた、気血を補う「婦宝当帰膠」や腎を補う「海精宝」などの抽選が行われ、計30名の方がご当選されました。

        抽選会

        「いいお話が聞けた。」「来て良かった。」「病院の治療と併用して漢方薬も飲んでみたいと思う。」などの声が寄せられ、盛況のうちに終了致しました。

        長崎中医薬研究会 * 第1回セミナー 報告 * 19:00 * - * - * - -

        セミナー報告〜別府先生 講演〜

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          <別府正志(べっぷまさし)先生>

          演題:「西洋医学の不妊治療と漢方の活用」

          別府先生

          東京医科歯科大学医学部卒。医学博士。
          日本産科婦人科学会専門医。同大附属病院病棟医長、日本女性心身医学会幹事・評議員を歴任、現在、東京医科歯科大学・医歯学教育システム研究センター講師。
          中医学の有効性に着目し、婦人科分野での中西医結合治療の発展にも力を注ぐ。

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          別府先生のご講演の内容は、大きく分けて3つでした。


           ■女性の月経・妊娠の仕組み
           ■不妊症の原因
           ■不妊症とホルモン異常の治療と漢方


           まずは、女性の月経・妊娠の仕組みについて。
          脳の視床下部−脳下垂体−卵巣系(性腺軸)が、女性の性成熟期を支配し、初潮・月経・妊娠・出産・授乳・閉経を司っています。
           月経の仕組みとしては、脳からホルモンの指令が出て、卵巣に働き、卵胞が育つと共に【エストロゲン】が増え子宮内膜が増殖、排卵後【プロゲステロン】が出されてその子宮内膜を更にふわふわにしていく働きがある。その両方が下がると次の月経が来るというシステムです。

           不妊症の原因としては、
            ■女性不妊 
            ■男性不妊
            ■原因不明不妊 
          があり、複合的に要因を持つものが多いとされています。

          女性不妊の原因

            ◆卵胞発育障害と排卵障害(卵巣の問題)
            ◆卵管性不妊(卵管の問題)
            ◆子宮性不妊と着床障害間脳(子宮・子宮内膜の問題)
            ◆子宮内膜症や子宮筋腫などの器質的な原因
           が挙げられます。

           卵巣の問題には性腺軸の異常や、内分泌異常(高プロラクチン血症など)、卵の異常(早発閉経や多嚢胞性卵巣症候群[PCOS])があり、対策としては、薬物療法や外科療法が用いられます。
           卵管性不妊はクラミジアやトラコマティスが臨床上ではよく見られ、甘く見ないで治療する事。
           子宮性不妊・内膜症などに関しては、外科的な手術や薬物療法などが用いられます。

          男性不妊に関しては、
           精索静脈瘤や精管閉塞症、感染症などは容易かつ有効に治療が可能だが、乏精子症や無精子症などに関しては生殖補助医療(ART)に進むほうがよいでしょうとのことでした。

           また、西洋医学治療のメリットとデメリット、漢方薬との併用にも触れられました。

          排卵誘発剤として広く使われているクロミフェン療法(クロミッド・セキソビットなど)の
          副作用として、
            ●子宮内膜が薄くなる
            ●頚管粘液が減る
            ●排卵率は上昇させるが、妊娠力は低下する 事を挙げられ、
          漢方を使う事によって副作用の緩和と、気滞や高プロラクチン血症の緩和が出来る。

          hMG-hCG療法時には、「積極的な中医周期療法を併用すべきである」と強く述べられていました。
          また、ブロモクリプチン療法(高プロラクチン血症)には、臨床経験として炒麦芽や芍薬甘草湯などの漢方薬が有効であった。

           西洋医学と中医学を融合した治療で、成功率を上げる。最先端の医療と漢方での身体づくりを融合し、妊娠力を高めるよう説かれておられました。
           西洋医学と中医学の両方をを研究されておられる別府先生ならではの貴重なご経験をお話し頂きました。

          長崎中医薬研究会 * 第1回セミナー 報告 * 18:14 * - * - * - -

          セミナー報告〜陳先生 講演〜

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            <陳志清(ちんしせい)先生>

            演題「心と体にやさしい漢方・周期調節法」

            セミナー

            1984年南京中医薬大学中医学部卒、中医師資格取得。
            2002年広島大学大学院にて薬学博士学位取得。
            日本中医薬研究会専任講師として中医学の普及活動に従事。
            中華中医薬学会会員。日本薬学会会員。
            日本不妊カウンセリング学会会員。不妊カウンセラー

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             まず最初に、健康な男女がタイミングを合わせて性交渉をした場合でも、必ず妊娠する訳ではなく、「人間は妊娠しづらい動物である。」というお話しがありました。
            その「妊娠率」を高めるキーポイントは、「妊娠力の向上」

             中医学では女性は「7の倍数で体が変化していく」と考えられ、初潮から閉経までと、毎月の生理のバイオリズムに関わっている。
            また、女性の妊娠力は、月経周期に大きく関わってきている。

             女性は生理によりつねに血液不足(血虚)状態で、月経血のスムーズな排泄がなされない場合には血が滞って「お血」(お=やまいだれに於)状態になりやすい。卵巣機能や月経のリズムは「腎」が司っており、この3つが崩れる事で、周期が乱れ不妊原因になると考えられます。

            【漢方から見る不妊の主な原因】
            〃豕(けっきょ)…血液の不足
            △血(おけつ)…血流が悪い
            腎虚(じんきょ)…卵巣機能の低下


             妊娠力を高める方法として、月経周期に合わせ、漢方薬を飲み分ける
            「周期調節法」
            を紹介されました。

            月経期…血行を良くし、月経血を排泄させます。
            卵胞期…腎と血液を補って、卵胞の発育と子宮内膜の増殖を助けます。
            排卵期…腎を補い、血行を良くして排卵を促します。
            高温期…腎を補い、体を温めて着床しやすい身体づくりをします。


             また、基礎体温表から身体や不妊原因が推測できる事を、基礎体温表で例を挙げながらご説明され、子宮内膜症や腺筋症、子宮内膜が薄い、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)も含めて、漢方での対応法があることをお話しされました。 
             
             高度不妊治療に関しても、
              〆陵颪醗椰△竜蚕
              ∽培養の技術
              8朕佑稜タ盈

            の3つが揃って始めて成功する。」と述べられ、治療を成功させるには根底にある自分の「妊娠力」を高める事が重要だと話されました。

            実年齢より卵巣年齢が妊娠力を左右するので、「卵巣年齢」が大事である事を説かれ、「卵巣の若さを保つ養生十か条」〜太り過ぎややせすぎに注意し、夜更かしは厳禁など〜 漢方は薬だけでなく、生活養生そのものである事をを教えてくださいました。
             漢方薬の説明では、去勢したニワトリに補腎薬を与えると一度小さくなってしまっていたトサカが甦ってくる画像があり、とてもインパクトがありましたね。

             更に、不妊原因の半分には男性に原因がある事から、男性不妊の事についても説明がありました。
            魚の浮き袋【魚鰾】や、杏仁豆腐のトッピングでもおなじみの【枸杞子】などに強精作用があるとされ、日本では【海精宝】という健康食品がある。

             顕微鏡下の精子の動画が流され、活性化してイキのいい精子(ハイパーアクチベーション)の画像や「『今日は排卵日だからはやく帰ってネ』と言われると男性は帰りたくないですヨ」という話には、会場から笑いがこぼれました。
             不妊症の方は全体的に性生活の回数が少なく、排卵期にピンポイントでタイミングを取るだけ。それではいけないので、排卵日に限らず、コミュニケーションとして夫婦生活を楽しみましょう!

             最後の結論としては、
            ●体質・体調をチェックし、自分にあった身体づくりをする事!
            ●「薬」だけでなく「相談」に載ってくれる
                    漢方の専門家を見つけましょう!
            ●コウノトリを迎えるには、
                   「体質改善」と「夫婦二人の笑顔」が大事!

            というお話しでした。
            長崎中医薬研究会 * 第1回セミナー 報告 * 17:14 * - * - * - -
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