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レポート4: 漢方編(2) 「妊娠力upのために-漢方的視点から-」

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     【月経周期に大切な三要素】

    〃豈佞僚室


    生理による血液の消耗は一生で平均6070

    女性は常に血虚状態になりやすいので、十分に補うことが必要です。

    気血の流れ


    血液の流れがないと月経はうまくいきません。

    血液は大事ですが月経は老廃物をだすためには必要で、うまくいかないと血液が滞り瘀血となり、流れを妨げます。


    腎の強さ


    月経リズムは卵巣機能が充実していないとおこりません。

    腎がホルモンバランスをコントロールし月経リズムを制御しています。


     


    【三要素に伴う女性のトラブルの原因】

    三要素に伴う女性のトラブルの原因として



     ●血虚:貧血


     ●気滞血瘀:血流が悪くなる、自律神経失調


     ●腎虚:卵巣機能の低下


    があげられます。

    【妊娠しやすい身体を作るために】


    トラブルを改善し、妊娠しやすい体を作るために

    女性のリズムを整える三法則と、それぞれのお薬・食べ物は

    【養血】 漢方薬:婦宝当帰膠 など

          食べ物:棗、ラム、木耳、人参、トマトなど



     【活血】 漢方薬:婦宝当帰膠、冠元顆粒、逍遥散
    など

           食べ物:生姜、ねぎ、唐辛子、にんにく、黒砂糖など


    【補腎】 漢方薬:胎盤エキス、杞菊地黄丸、参茸補血丸など

           食べ物:カボチャ、黒ゴマ、ニラ、胡桃、海老、クラゲ、ナマコなど
     

    自分の体質に合わせて取り入れ、周期を整えていくことで排卵をスムーズにし、妊娠力をあげることにつながります。

    【周期調節法】


     近年中国でも漢方と西洋医学の理論に基づいて考案された【周期調節法(療法)】が活用されており、成果をあげています。

     月経周期を、月経期・卵胞期・排卵期・黄体期の4つに分け、それぞれの周期の生理的特徴とホルモンのリズムに合わせて漢方でひどい肩こりなどの体の不調を改善した結果、自然妊娠に至ったケースもありますが、すべて漢方だけでは妊娠できるわけではなく、体外受精を必要とする場合もあります。
     自然妊娠を目指して漢方を服用する場合、2年以上経過して妊娠に至らない場合は治療方針を見直したほうがよいと思われます。

    【高度不妊治療(ART)との併用】

    高度不妊治療の場合の漢方併用の意義として


          体調と心身状態を整えて一番よいコンディションで体外受精などにのぞむことができる。

          ホルモン剤の副作用を軽減する。

          結果として成功率を上げる。


    ということがあげられます。

    いずれの場合も、その人の個々の状況に応じて薬を選ぶのが漢方使用の大切なポイントです。


    【生活養生】

    最後に漢方的な生活指導として


          十分な睡眠

          バランスのとれた食事

          体を冷やさない

     特にに生理の時は体を冷やすと排泄がうまくいかず瘀血になりやすい

          適度な運動

          ストレスの発散
    漢方でストレスが無くなる訳ではありませんが、ストレスの影響で体にあらわれる症状をやわらげます。


    体の陰陽のリズムを整え自然に順応した生活を送ることが大切です。

    長崎中医薬研究会 * 第4回セミナー 報告 * 19:00 * - * - * - -
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